Top

「減量手術」で生活を一新

体重が日常生活に及ぼす影響を感じている方は大勢います。体重の増加は,運動や普段の行動に支障をきたすだけでなく,長期的には次のようなさまざまな病気を引き起こす可能性もあります。

 

 

  心臓疾患,脳卒中

高血圧
糖尿病
一部のがん
胆嚢疾患,胆石
変形性関節症
痛風
呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群,ぜんそく等)
 

 

 ダイエットや運動でも効果が見られない,体重が原因で深刻な健康上の問題があるといった場合は,肥満症手術(減量手術)という方法もあります。

 

 手術にはさまざまなやり方がありますが,最も一般的な手術法が胃バンディング術で,胃の上部をバンドで縛り,小さな胃の小袋を作ります。食べ物を蓄えることのできる容量が小さくなるため,早く満腹感が得られるようになります。シリコンでできたバンドは調整可能で,胃を傷つけることなく留置することができます。

 

 

手術後

胃バンディング術は低侵襲で最も安全な減量手術と考えられており,通常,手術後には余分な体重のうち40%~50%を減らすことができ,全般的な健康状態が改善します。ただし,最大の効果を得るためには,食事管理や定期的な運動といった患者さん自身の生活習慣を変える努力が必要です。

 

 

胃バンディング術は,BMI(ボディマス指数)が40以上で,高血圧,糖尿病,睡眠時無呼吸症候群等の疾患のある方に適しています。また,太り過ぎの状態が長く続いており,食事管理でも体重が減少しない場合,胃バンディング術等の減量手術を受けるのもひとつの方法です。

 

 

手術前に,医師と担当チームが質問や要望を受けて患者さんとよく話し合い,適応性を判断します。

 

 

パヤタイ2病院外科センターまでお問い合わせください。

パヤタイ2病院国際対応センター

Tel:+66-2617-2444内線2020または2047,E-mail:onestop@phyathai.com

 


健康記事

骨髄移植

Read More

アルツハイマー病

Read More

人工股関節置換術

Read More

腹部大動脈瘤(トリプルA(AAA)自覚症状のないまま忍び寄るサイレントキラ

Read More

胃食道逆流症 GERD

Read More

睡眠時無呼吸症候群

Read More