ハイブリッド手術室

ハイブリット手術室は、外科医と心臓専門医が同室で開胸手術と低侵襲手術の両方を可能にします。

ハイブリッド手術室には最新設備完備されており，手術による外科的治療と同時に，血管カテーテルや心臓カテーテルといった内科的治療を行うことができます。手術室はモジュラー式で，使用する設備に応じて壁を取り外したり調整したりします。また，手術室の壁は細菌の繁殖防止のための特殊な加工が施されている他，執刀医の視界確保のため特殊照明が設置されています。

ハイブリッド手術室で使用される最新の画像技術「FlexMove」は360度回転して三次元画像を映し出すため，各器官の正確な大きさと場所を特定することができます。さらには，Cアーム，CTスキャン装置，MRI装置も完備しており，心筋の毛細血管といった小さな部位も最小侵襲的に視覚化します。手術台は手術方法に応じて自由に調整できます。外科医，内科医，放射線医がモニターに映し出された画像をリアルタイムで見て最善の治療法を判断しつつ手術を進めます。

ハイブリッド手術室はカテーテルの使用が必要な場合、合併症または異常が発生した時の修正手術リスクが高い場合等に適しています。

-    腹部大動脈瘤ステントクラフト内挿術（EVAR）

-    経カテーテル的大動脈置換術（TAVI）

-    心臓電気生理学的検査

-    脳動脈奇形手術

-    脳動脈瘤手術

ハイブリッド手術室の利点

診断と手術を同時に実施（複数回の通院が不要）

高い安全性

短い診断・手術時間

迅速な画像化

手術精度の高さ

短い入院期間

複雑な症状やリスクの高い患者さんにも対応

皆様のお越しをお待ちしております。

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