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パヤタイ病院心臓シンポジウム「大動脈血管内治療」

2015年11月27日、パヤタイ2国際病院駐車場ビル9階の会議室にて、パヤタイ病院心臓シンポジウム「大動脈血管内治療」が開催され、心疾患患者様の治療に有効となり得る「大動脈血管内治療」の画期的な面や技術についての講演が行われました。 

 

 

今回、米国メリーランド州ボルチモアにあるMedStar Union Memorial病院のFrank Craido 医師(血管外科専門医、血管内治療専門医)にお越しいただき、大動脈の血管内治療におけるチムニー法ステントグラフト術について、チムニー法を用いる際の秘訣や注意点など大変興味深い発表を行っていただきました。また、パヤタイ2病院心血管手術センター長の准教授Kittichai Luengthaweboon医師より、ステントグラフト内挿術のゾーン0ランディングに関する腕頭動脈へのチムニー法に関するお話しがありました。 

 

チムニー法が行われるようになってしばらく経ちますが、この方法は、主要なステントグラフトと並べてステントを挿入し、大動脈の分枝部の血流を確保する方法です。チムニー法によるグラフトは、死亡率を下げるとされ短期的には良好な結果が報告されていますが、特に長期的な予後についての有用性検証については、さらなる研究が待たれるところです。

 

 

診療内容の詳細については onestop@phyathai.com へお問い合わせください。パヤタイ2病院は皆様の診療をいつでもサポートいたします。

 


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